20代の自衛官、水島千翔容疑者逮捕！刑事責任が問えるか鑑定留置へ・岡田好次郎さん（82）が死亡した京都市東山区本町マンション殺人事件

京都市東山区のマンションで岡田好次郎さん（82）が殺害された事件で、水島千翔容疑者（21）が逮捕されました。京都市内の自衛隊に勤務する現役の自衛官です。

事件の経緯

事件の経緯に関しては、こちらの記事ご覧ください。

自衛官の水島千翔（みずしま・ゆきと）容疑者（21）が岡田さんの殺害に関与した疑いが強まり行方を追っていたそうですが、10日、東京都内の宿泊施設から出ようとしているところを確保して逮捕したということです。所持品から、刃渡り十数センチの文化包丁が見つかっています。

取り調べに対し、「被害者と面識はない。誰でもよかった」と言っているそうです。

水島容疑者は、京都府精華町の祝園分屯地(ほうぞのぶんとんち)に勤務していました。

祝園分屯地

京都府相楽郡精華町大字北稲八間小字縄田259

京都市の南部に位置し、弾薬補給などの後方支援をする部隊が所属しています。

水島容疑者は、事件当日の12月3日の朝に勤務先から外出して以降、所在が分からなくなっていたということです。

12月4日になって、勤務先の関係者から行方不明届が出されていました。

祝園分屯地から事件現場まで、およそ30キロ離れています。被害者の岡田好次郎さんとは面識がなかったと供述していますが、狙われなければならない接点はどこにあったのでしょう。たまたま、電車の中で自分より体力的に弱そうな方を狙ったのでしょうか。

「人を殺したかった」と供述していることがわかりました。また、「反撃されないために、大柄な男性以外を狙った」、「逮捕されていなければ、また人を殺すつもりだった」とも供述しているそうです。

岡田さんの殺害に関しては、マンション前の路上で帰宅してきた岡田さんと偶然に出くわして襲ったとみられています。

動機が動機だけに、刑事責任能力が問われる事件になりそうですね。

2023年12月26日、京都地検は水島容疑者の刑事責任能力を問えるかどうか調べる「鑑定留置」に入ったと明らかにしました。鑑定留置は来年３月まで行われ、京都地検は結果を踏まえて起訴できるかどうか判断するものとみられます。
関西テレビより一部引用

やはり、刑事責任が問えるかを調べることになりましたね。