2018年に、群馬県警捜査2課の警部補だった宮腰大容疑者(42)が、群馬県嬬恋村の商店で現金など約1万円を盗んで指名手配された事件は、今年で5年を迎えました。宮腰容疑者の行方はいったいどこに?事件を振り返ってみました。何か情報があればぜひ警察へお願いいたします。
宮腰 大(みやこし だい) 容疑者の手配写真
宮腰 大 容疑者に関して
名前:宮腰 大(みやこしだい)
年齢:昭和55年8月28日 43歳(犯行時37歳)
身長:172cm
出身:富山県高岡市
住所:群馬県高崎市内に妻子在住
職業:警察官(群馬県警捜査2課の警部補)懲戒免職で退職扱い
※捜査2課は、贈収賄・詐欺・横領・選挙違反など、経済犯罪や企業犯罪を担当する課です。
事件の経緯を時系列に簡潔にお伝えします
①2018年5月2日午前2時25分頃、嬬恋村大笹の商店で、現金やビール券などおよそ1万円を盗んだ後、駆けつけた警察官に体当たりをして逃げる。
【事件現場の商店】
②近くの民家で軽乗用車を盗んで逃走。
【逃走に使われた車両】
③午前7時13分頃、長野県松本市の会社事務所の防犯カメラに、逃走に使われた軽乗用車のナンバーが映っているのを確認。
④午前8時57分、長野県と岐阜県の県境にある有料道路の料金所で、宮腰容疑者の顔を確認。
⑤午前11時38分、岐阜県飛騨市にあるコンビニの防犯カメラに、特徴が似た軽乗用車が映っているのを確認。
⑥午後0時11分、県境に近い富山市の空き地に、類似した軽乗用車が止まっているのを通行中のドライブレコーダーで確認。その後、行方が途絶える。
⑦2018年6月15日、群馬県警が、無断欠勤を続けたとして宮腰容疑者を『懲戒免職』処分。
⑧2018年7月9日、富山市猪谷の神通川に架かる新国境橋の河原で、逃走に使ったとみられる盗難車を発見。車は大雨による増水の影響で上流から流れ着いたとみられ、天井がつぶれるなど激しく破損。逆さの状態だった。状態から高所から転落した可能性もあるという。
【富山県富山市猪谷の神通川の河原で発見された盗難車】
【車が発見された新国境橋】
⑨2018年10月29日、群馬県警から手配書が公開され、髪が伸びた様子やひげを生やした様子、丸刈りや眼鏡をかけた様子の写真が公開される。
【髪を伸ばして、ひげを生やした場合】
【坊主頭・メガネ・ひげを生やした場合】
犯行動機
宮腰容疑者は、投資による借金が数百万円あり金に困っていたそうです。
目撃情報
「似ている人がいる」という目撃情報は今までで100件以上寄せられていますが、具体的な手掛かりはなく逮捕に結びついていません。
証拠隠滅、自決に見せかけたか? それとも・・・
見つかった車は、大雨による増水の影響で上流から流れ着いたとみられています。車の破損状態から、高い所から転落した可能性もあるそうです。
証拠隠滅のために車を落としたのかもしれませんが、もしかしたら自決した可能性もあります。(遺体は流されて見つかっていないという可能性も・・・)
もちろん、実家がある富山に未だに潜伏している可能性もあります。
どちらにしろ、どんな些細な情報でもいいので、解決に向けてご協力をお願いいたします。
情報提供先
群馬県長野原警察署
電話:0279-82-0110
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