2023年12月14日、三重県鈴鹿市で、父親とみられるミイラ化した遺体を自宅アパートの部屋に遺棄したとして、この家に住む無職の39歳の女が逮捕されました。どのような理由で遺棄してしまったのでしょうか。調べてみました。
死体遺棄現場判明!
遺棄された経緯
・アパートの大家が、岡野容疑者と同居していた父親(輝美さん71歳)の姿をみかけないのを不審に思う。
・12月14日、大家が岡野容疑者宅を訪問したところ、岡野容疑者が「父親は亡くなっている」と話した。
・遺体は布団の上でミイラ化しており、目立った外傷はなかった。
・警察は、死体遺棄の疑いでこの家に住む岡野裕美容疑者(39)を逮捕。
岡野容疑者の供述
岡野容疑者は父親の遺体に対して、「今年の8月ごろに父親が亡くなったがそのままにしていた」などと話しているそうです。警察は、遺体は父親の輝美さんとみて身元の確認をするとともに、死因などを詳しく調べる方針とのことです。
事件性はあるのか?
親の年金目当てで死亡届をださず、受給を受け続けていたという事件は過去に何度か発生しています。岡野容疑者が無職である点を考えると、年金目当てで届を出さなかったという可能性は十分にありえます。
しかし、今回は事件性は無いのではないかと推測されます。(あくまで私の推測)
父親が何かの理由で亡くなり、どうやって手続きしていいか分からなかったというのが真相ではないでしょうか。死亡届の発行、死亡届の提出、葬儀、埋葬など、何をどうしたらよいか分からず、そのまま放置していた可能性が高いのではと思います。無職ということで、費用なども気になってしまったかもしれません。
他にも、お葬式はどうしたらいいの?など、色々と考えてしまった可能性があります。
状況から推測すると、生活困窮家庭だったように思われますので、もう少し周りのサポートがあれば、このような事件にはならなかったのではと思っています。
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