2023年12月18日、同居する86歳の母親とみられる遺体を自宅に放置したとして、同居している息子の無職下坂正一容疑者(48)が逮捕されました。最近同じようなニュースが多いように思いますが、詳細を見ていきましょう。
下坂正一容疑者が起こした事件の内容
・2023年12月18日までの間(死亡してから長い時間が経っている模様)、さいたま市見沼区の自宅で母親とみられる遺体を遺棄した疑い。
・下坂容疑者は県営住宅に母親と2人暮らし。
・「最近女性を見ていない」と不審に思った同じ住宅の住人から管理者に相談がある。
・担当者が下坂容疑者宅を訪問したが会うことができず、警察に安否確認を依頼。
・連絡を受けた警察官が、和室で横たわっている状態の女性を発見。遺体に目立った外傷はなかった。
・下坂正一容疑者は、取り調べに対し「分からない」と容疑を否認している。
・警察は司法解剖をして死因を調べる方針。
犯行現場の住所判明
東宮下住宅
さいたま市見沼区大字新堤152 県営大宮東宮下住宅7号棟506
事件に対する世間の声
こんなニュース最近多いね 亡くなった親をそのままにできる神経が分からない
年金ですよね? それにしてもよくそんな状態で暮らせるもんだと思う。
母親の年金を頼りに生活していたから 亡くなった事を隠したかったのだろう。
これでも全部は報道してないんだよね。 毎日、何十件もありそう。
※Yahooコメントより抜粋
まとめ
今回の事件の発覚は、同じ住民からの「安否が分からない」との通報からでした。「最近見かけない」などということは、積極的に早めに通報して確認を行う必要がありますね。部屋の中で倒れていて助けを呼べないだけのケースだってあるかもしれません。
また、ヤフーのコメントにもあるように、母親の年金を不正に受給するために死を通報しないケースもあるかもしれません。
他にも、「どうしていいか分からない」「誰にも相談できない」と言うケースもあるかもしれません。
どちらにしろ、コミュニケーションか希薄になったご近所付き合いや、高齢の親に無職の子供という図式をどうにかしないと、このような事件は続いていくでしょう。
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